AQUOS sense7は買いなのか?メリット・デメリットや他機種との比較を徹底解説!
AQUOS sense7は、2022年11月に発売されたシャープ製の低価格ミドルレンジ5Gスマホです。約6.1インチのIGZO OLEDディスプレイ、Snapdragon 695 5Gチップセット、1/1.55インチの大型センサー搭載カメラ、4,570mAhの大容量バッテリーなど、高級機にも引けを取らない性能を備えています。しかし、一方で画面の色味やスピーカーの音質、ゲーム性能などには改善の余地があります。この記事では、AQUOS sense7のメリット・デメリットや他機種との比較を詳しく紹介します。AQUOS sense7はあなたにとって買いなのかどうか、ぜひ参考にしてください。
目次
AQUOS sense7と他機種との比較表
項目 | AQUOS sense7 | iPhone 13 mini | Xperia Ace II |
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価格(税込) | 約49,800円(SIMフリー) | 約79,800円(SIMフリー) | 約39,600円(SIMフリー) |
発売日 | 2022年11月11日 | 2022年9月24日 | 2022年6月25日 |
画面サイズ・解像度・種類・リフレッシュレート | 約6.1インチ・1080×2432・IGZO OLED・最大60Hz(可変) | 約5.4インチ・1080×2340・Super Retina XDR OLED・最大120Hz(可変) | 約5.5インチ・1080×2160・IPS LCD・60Hz固定 |
CPU(SoC)・RAM・ストレージ・外部ストレージ対応容量 | Snapdragon 695 5G・6GB・128GB・最大1TBまで(microSDカード) | A15 Bionic・4GB・128GB~512GB・非対応 | Snapdragon 690 5G・4GB・64GB・最大1TBまで(microSDカード) |
背面カメラ(画素数)・前面カメラ(画素数) | デュアルカメラ 約5030万画素 (広角) 約800万画素 (超広角) ・シングルカメラ 約800万画素 | デュアルカメラ 約1200万画素 (広角) 約1200万画素 (超広角) ・シングルカメラ 約1200万画素 | トリプルカメラ 約1200万画素 (広角) 約800万画素 (超広角) 約200万画素 (深度) ・シングルカメラ 約800万画素 |
バッテリー容量・充電方式・充電時間(満充電まで) | 4,570mAh・有線充電(Type-Cコネクタ) ・約3時間30分 | 2,406mAh・有線充電(Lightningコネクタ)、無線充電 ・約2時間30分 | 4,500mAh・有線充電(Type-Cコネクタ)、無線充電 ・約3時間 |
防水/防塵/耐衝撃/おサイフケータイ/イヤホンジャック/指紋認証/顔認証/その他特徴 | IP68/◯/◯/◯/◯/◯/◯/IGZO OLEDディスプレイ、大型センサー搭載カメラ | IP68/◯/×/◯/×/×/◯/Super Retina XDR OLEDディスプレイ、MagSafe対応 | IP68/IPX5/IPX8/IP6X/◯/◯/×/×/IPS LCDディスプレイ、コンパクトサイズ |
AQUOS sense7と比較した場合のメリット | - | + 画面が高精細で滑らか + CPUが高性能でゲームに強い + カメラが高性能で暗所撮影に強い + バッテリーが早く充電できる + MagSafe対応で便利なアクセサリーが使える | + 価格が安い + サイズが小さく持ちやすい + バッテリーが無線充電に対応している |
AQUOS sense7と比較した場合のデメリット | - | - 価格が高い - バッテリーが小さく持ちが悪い - 外部ストレージに非対応 - イヤホンジャックがない - 指紋認証がない | - 画面が低精細で見づらい - CPUが低性能 |
AQUOS sense7と他機種との比較詳細
AQUOS sense7は、iPhone 13 miniやXperia Ace IIと比べて、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。ここでは、画面、性能、カメラ、バッテリー、防水/防塵/耐衝撃などの主な項目について、詳しく比較してみましょう。
画面
AQUOS sense7は、約6.1インチのIGZO OLEDディスプレイを搭載しています。IGZO OLEDは、シャープ独自の技術で、液晶よりも高いコントラストや色彩表現が可能です。また、可変リフレッシュレートに対応しており、動きの速い映像やゲームでは滑らかに表示されます。さらに、AQUOS sense7は、画面の上部に小さなノッチがあるだけで、ほぼ全面が画面になっています。これにより、映画や動画を見るときに没入感が高まります。
一方、iPhone 13 miniは、約5.4インチのSuper Retina XDR OLEDディスプレイを搭載しています。Super Retina XDR OLEDは、Appleの最高級のディスプレイで、HDR10やDolby Visionに対応しており、非常に鮮やかで明るい映像を楽しめます。また、最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応しており、操作感がとてもスムーズです。しかし、iPhone 13 miniは、画面の上部に大きなノッチがあります。これはFace IDやTrueDepthカメラなどのセンサーを収めるためですが、画面の有効面積が減ってしまいます。
Xperia Ace IIは、約5.5インチのIPS LCDディスプレイを搭載しています。IPS LCDは、液晶の中でも広い視野角や高い色再現性を持つものですが、OLEDと比べるとコントラストや明るさが劣ります。また、Xperia Ace IIは60Hz固定のリフレッシュレートであり、動きの速い映像やゲームでは残像が気になるかもしれません。さらに、Xperia Ace IIは、画面の上部にノッチではなくベゼルがあります。これはカメラやスピーカーなどを収めるためですが、画面占有率が低くなってしまいます。
以上から、AQUOS sense7は画面のサイズや種類やリフレッシュレートなどで優れていると言えます。iPhone 13 miniはHDR対応や高い解像度などで高品質な映像を提供しますが、画面サイズやノッチの大きさがネックです。Xperia Ace IIはコンパクトなサイズで持ちやすいですが、画面性能では劣っています。
性能
AQUOS sense7はSnapdragon 695 5Gチップセットを搭載しています。Snapdragon 695 5Gは2021年9月に発表されたばかりの最新のミドルレンジ向けチップセットであり、5G通信やAI処理に強化されています。また6GBのRAMと128GBのストレージを備えており、快適なマルチタスクや大容量のデータ保存が可能です。さらに最大1TBまで拡張できるmicroSDカードスロットも搭載しています。
iPhone 13 miniはA15 Bionicチップを搭載しています。A15 BionicはApple自社製の最新のハイエンド向けチップであり、6コアCPUと4コアGPUと16コアNeural Engineを持ちます。これにより非常に高い処理速度やグラフィック性能やAI性能を発揮します。特にゲームや動画編集などの重い作業に向いています。
カメラ
AQUOS sense7は、背面にメインカメラと深度測位カメラの2眼カメラシステムを搭載しています。メインカメラは約1300万画素で、F1.8の明るいレンズとAIシーン認識により、さまざまなシーンできれいな写真が撮れます。深度測位カメラは約200万画素で、被写体と背景の距離を測定してボケ効果を出すことができます。これにより、人物やペットなどのポートレート写真が楽しめます。また、前面には約800万画素のインカメラがあり、自撮りやビデオ通話にも対応しています。
iPhone 13 miniは、背面にメインカメラと超広角カメラの2眼カメラシステムを搭載しています。メインカメラは約1200万画素で、F1.6の明るいレンズとセンサーシフト光学式手ぶれ補正により、暗い場所でもブレずに鮮明な写真が撮れます。超広角カメラは約1200万画素で、F2.4のレンズと120度の視野角により、広い範囲を捉えることができます。これにより、風景や建物などの広がりのある写真が楽しめます。また、前面には約1200万画素のTrueDepthカメラがあり、Face IDやアニ文字やミー文字などにも対応しています。
Xperia Ace IIは、背面に広角カメラと深度測位カメラの2眼カメラシステムを搭載しています。広角カメラは約1300万画素で、F2.0のレンズとソニー製イメージセンサーにより、高精細な写真が撮れます。深度測位カメラは約200万画素で、被写体と背景の距離を測定してボケ効果を出すことができます。これにより、人物やペットなどのポートレート写真が楽しめます。また、前面には約800万画素のインカメラがあり、自撮りやビデオ通話にも対応しています。
以上から、iPhone 13 miniはカメラの性能や機能で優れていると言えます。AQUOS sense7とXperia Ace IIは同じようなスペックの2眼カメラシステムですが、AQUOS sense7はAIシーン認識や明るいレンズなどで若干有利です。
バッテリー
AQUOS sense7は4500mAhの大容量バッテリーを搭載しています。これにより、最大29時間の連続通話や最大14時間の連続動画再生が可能です。また、いたわり充電や充電最適化技術により、充電時のバッテリーへの負荷を軽減し、長寿命化を図っています。さらに最大18Wの急速充電にも対応しており、30分で約50%まで充電することができます。
iPhone 13 miniは2438mAhのバッテリーを搭載しています。これにより、最大19時間の連続動画再生や最大15時間の連続オーディオ再生が可能です。またA15 BionicチップやiOS 15などの省エネ技術により、バッテリー消費を抑えています。さらに最大20Wの急速充電やMagSafeワイヤレス充電やQiワイヤレス充電にも対応しており、便利です。
Xperia Ace IIは4500mAhの大容量バッテリーを搭載しています。これにより、最大26時間の連続通話や最大15時間の連続動画再生が可能です。またSTAMINAモードやBattery Careなどの省エネ技術や長寿命化技術により、バッテリー消費を抑えています。
ディスプレイ
AQUOS sense7は、約6.1インチのIGZO OLEDディスプレイを搭載しています。解像度は1080×2432 (FHD+)で、色彩階調は10億色、ピーク輝度は1300nit、コントラスト比は1300万:1と高い数値を誇ります。また、1-60Hzの可変リフレッシュレートに対応しており、表示内容や操作に応じて書き換え頻度を制御することで、省エネ性能を向上させています。さらに、太陽光にも負けないアウトドアビューやAQUOS R7譲りの画質エンジンなども搭載しており、見たままの質感を表現します。
iPhone 13 miniは、約5.4インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載しています。解像度は1080×2340 (FHD+)で、色彩階調は10億色、ピーク輝度は1200nit、コントラスト比は200万:1と高い数値を誇ります。また、60Hzの固定リフレッシュレートですが、True ToneやHDR10やDolby Visionなどに対応しており、色温度や明るさやコントラストを自動で調整することで、快適な視聴体験を提供します。さらに、耐傷性や耐油性に優れたセラミックシールドやHaptic Touchなども搭載しており、操作性や耐久性も高めています。
Xperia Ace IIは、約5.5インチのTFT液晶ディスプレイを搭載しています。解像度は720×1496 (HD+)で、色彩階調は1670万色、ピーク輝度は450nitという数値です。また、60Hzの固定リフレッシュレートですが、ブルーライトカットや映像強調モードなどに対応しており、目に優しく鮮やかな映像を楽しめます。さらに、Corning Gorilla Glass 6や指紋防止コーティングなども搭載しており、傷や汚れに強いディスプレイです。
以上から、iPhone 13 miniはディスプレイのサイズや解像度やリフレッシュレートや画質技術で優れていると言えます。AQUOS sense7はIGZO OLEDディスプレイや可変リフレッシュレートやアウトドアビューなどで高い性能を発揮します。Xperia Ace IIはTFT液晶ディスプレイやHD+解像度や60Hzリフレッシュレートなどで劣っていますが、Corning Gorilla Glass 6や指紋防止コーティングなどで耐久性に優れています。
まとめ
この記事では、AQUOS sense7とiPhone 13 miniとXperia Ace IIのスペックや評判を比較しました。それぞれの特徴やメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- AQUOS sense7
- iPhone 13 mini
- Xperia Ace II
以上のように、AQUOS sense7とiPhone 13 miniとXperia Ace IIはそれぞれ異なる特徴を持っています。自分のニーズや予算に合わせて最適なスマートフォンを選んでください。