目次
比較概要
AQUOS sense7 SHG10は、2022年10月に発売されたシャープのスマートフォンです。同じく2022年に発売された同価格帯の人気機種と比較してみましょう。比較対象は、Xperia Ace3 SO-52AとGalaxy A52 5G SCG04です。
AQUOS sense7 SHG10の特徴は、6.7インチの大画面、5000mAhの大容量バッテリー、防水・防塵・耐衝撃の堅牢性、そしてシャープ独自のAIoT機能です。これらの特徴は、他の機種にはない魅力となっています。
一方、Xperia Ace3 SO-52Aは、5.5インチのコンパクトな画面、高速な5G通信、高性能なカメラ、そしてソニーの音響技術を搭載したスマートフォンです。Galaxy A52 5G SCG04は、6.5インチの有機ELディスプレイ、高速な5G通信、高性能なカメラ、そしてサムスンの独自UIを搭載したスマートフォンです。
では、これらの機種はどこが違うのでしょうか?どれがあなたに合っているのでしょうか?次の比較表と比較詳細で見ていきましょう。
比較表
項目 | AQUOS sense7 SHG10 | Xperia Ace3 SO-52A | Galaxy A52 5G SCG04 |
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発売日 | 2022年10月22日 | 2022年9月24日 | 2022年4月28日 |
価格(税込) | 49,800円 | 49,800円 | 49,800円 |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 167×77×9.9mm | 140×69×8.9mm | 159.9×75.1×8.4mm |
重量 | 215g | 159g | 189g |
画面サイズ・種類・解像度・リフレッシュレート・タッチサンプリングレート・画面占有率・画素密度・色域・コントラスト比・輝度・HDR対応・保護ガラス種類・ノッチ有無・カメラ穴有無・指紋認証センサー位置 | 6.7インチ TFT液晶 2400×1080 60Hz 180Hz 86.5% 393ppi sRGB 1000:1 450nit HDR10 Gorilla Glass 5 無し 無し 背面 AIoTボタン搭載 | 5.5インチ OLED 2520×1080 60Hz 120Hz 80.9% 449ppi DCI-P3 1000:1 600nit HDR10+ Gorilla Glass 6 無し 右上 背面 ヘッドフォンジャック搭載 | 6.5インチ Super AMOLED 2400×1080 120Hz 不明 84.9% 407ppi DCI-P3 不明 不明 HDR10+ Gorilla Glass 5 無し 中央上 前面 ステレオスピーカー搭載 |
バッテリー容量・充電速度・ワイヤレス充電対応 | 5000mAh 18W 無し | 4500mAh 30W 無し | 4500mAh 25W 無し |
カメラ画素数・レンズ種類・光学手ブレ補正・デジタルズーム倍率・ビデオ撮影解像度・フレームレート | 背面:1200万画素(広角)+800万画素(超広角)+200万画素(深度) 前面:800万画素(広角) 無し 8倍 4K 30fps AIカメラ機能搭載 | 背面:1200万画素(広角)+800万画素(超広角)+200万画素(マクロ) 前面:800万画素(広角) 無し 10倍 4K 30fps ソニー製カメラセンサー搭載 | 背面:6400万画素(広角)+1200万画素(超広角)+500万画素(マクロ)+500万画素(深度) 前面:3200万画素(広角) 無し 10倍 4K 30fps ナイトモード搭載 |
CPU・GPU・RAM・ROM・外部ストレージ対応 | Snapdragon 480 Adreno 619 4GB 64GB microSDXC対応 | Snapdragon 690 Adreno 619L 6GB 64GB microSDXC対応 | Snapdragon 750G Adreno 619 6GB 128GB microSDXC対応 |
OS・UI・アップデート保証期間 | Android 11 AQUOS sense UI 3年 | Android 11 Xperia UI 3年 | Android 11 One UI 4年 |
通信方式・周波数帯・SIMカードサイズ・SIMロック・デュアルSIM対応 | 4G/5G FDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM nanoSIM 無し 無し | 4G/5G FDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM nanoSIM 無し 無し | 4G/5G FDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM nanoSIM 無し 有り |
防水・防塵・耐衝撃・その他耐久性 | IP68/IPX5/IPX8/MIL-STD-810G | IP68/IPX5/IPX8 | IP67/IPX5/IPX7 |
その他の機能・特徴 | AQUOS R6との連携機能、顔認証、NFC、赤外線通信、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイ、モバキャス、ハイレゾ対応など | DSEE Ultimate、LDAC、ハイレゾ対応、NFC、おサイフケータイ、モバキャスなど | NFC、おサイフケータイ、モバキャス、Dolby Atmos対応など |
比較詳細
ここでは、比較表で見た各項目について、より詳しく比較していきます。それぞれの機種の特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。
まず、画面サイズ・種類・解像度についてです。AQUOS sense7 SHG10は、6.7インチのTFT液晶ディスプレイを搭載しています。これは、同価格帯の機種の中では最も大きな画面です。動画やゲームなどを楽しむには最適な画面サイズです。解像度は2400×1080で、フルHD+相当です。画質は鮮明で美しいです。リフレッシュレートは60Hz、タッチサンプリングレートは180Hzです。これは、他の機種よりも低い数値ですが、普通の操作では問題ありません。画面占有率は86.5%で、ベゼルが細くスタイリッシュなデザインです。画素密度は393ppiで、目に優しいです。色域はsRGBで、自然な色彩表現ができます。コントラスト比は1000:1で、明暗の差がはっきりと出ます。輝度は450nitで、屋外でも見やすいです。HDR10に対応しており、高輝度・高コントラスト・広色域の映像を楽しめます。保護ガラスはGorilla Glass 5で、傷や衝撃に強いです。ノッチやカメラ穴はありません。指紋認証センサーは背面にあります。その他の特徴として、AIoTボタンが搭載されています。これは、シャープ製の家電やIoT機器と連携して操作できる便利な機能です。
次に、Xperia Ace3 SO-52Aは、5.5インチのOLEDディスプレイを搭載しています。これは、同価格帯の機種の中では最も小さな画面です。片手で操作しやすく、コンパクトなサイズ感が魅力です。解像度は2520×1080で、フルHD+相当です。画質は鮮やかで美しいです。リフレッシュレートは60Hz、タッチサンプリングレートは120Hzです。これは、AQUOS sense7 SHG10よりも高い数値ですが、画面の滑らかさには大きな差はありません。画面占有率は80.9%で、ベゼルがやや太いですが、バランスの良いデザインです。画素密度は449ppiで、細かい部分もくっきりと見えます。色域はDCI-P3で、豊富な色彩表現ができます。コントラスト比は1000:1で、明暗の差がはっきりと出ます。輝度は600nitで、屋外でも見やすいです。HDR10+に対応しており、より高品質な映像を楽しめます。保護ガラスはGorilla Glass 6で、傷や衝撃に強いです。ノッチやカメラ穴はありません。指紋認証センサーは背面にあります。その他の特徴として、ヘッドフォンジャックが搭載されています。これは、有線のイヤホンやヘッドホンを使いたい人にとって嬉しい機能です。
最後に、Galaxy A52 5G SCG04は、6.5インチのSuper AMOLEDディスプレイを搭載しています。これは、同価格帯の機種の中では中間的な画面サイズです。動画やゲームなどを十分に楽しめる画面サイズです。解像度は2400×1080で、フルHD+相当です。画質は鮮明で美しいです。リフレッシュレートは120Hzで、これは、同価格帯の機種の中では最も高い数値です。画面の滑らかさが抜群で、快適な操作感が得られます。タッチサンプリングレートは不明ですが、高速な反応が期待できます。画面占有率は84.9%で、ベゼルが細くスタイリッシュなデザインです。画素密度は407ppiで、目に優しいです。色域はDCI-P3で、豊富な色彩表現ができます。コントラスト比や輝度は不明ですが、AMOLED特有の深い黒と鮮やかな白が特徴です。HDR10+に対応しており、より高品質な映像を楽しめます。保護ガラスはGorilla Glass 5で、傷や衝撃に強いです。ノッチはありませんが、カメラ穴は中央上にあります。指紋認証センサーは前面にあります。その他の特徴として、ステレオスピーカーが搭載されています。これは、左右からの立体的な音を楽しめる機能です。
次に、バッテリー容量・充電速度・ワイヤレス充電対応についてです。AQUOS sense7 SHG10は、5000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。これは、同価格帯の機種の中では最も大きなバッテリー容量です。長時間の使用にも耐えられるので、安心して使えます。充電速度は18Wで、約2時間半で満充電になります。ワイヤレス充電には対応していません。
Xperia Ace3 SO-52Aは、4500mAhのバッテリーを搭載しています。これは、同価格帯の機種の中では中間的なバッテリー容量です。一日中使っても問題ない程度の持ちです。充電速度は30Wで、約1時間半で満充電になります。これは、同価格帯の機種の中では最も速い充電速度です。ワイヤレス充電には対応していません。
Galaxy A52 5G SCG04も、4500mAhのバッテリーを搭載しています。Xperia Ace3 SO-52Aと同じく、一日中使っても問題ない程度の持ちです。充電速度は25Wで、約2時間で満充電になります。ワイヤレス充電には対応していません。
次に、カメラ画素数・レンズ種類・光学手ブレ補正・デジタルズーム倍率・ビデオ撮影解像度・フレームレート・その他特徴についてです。AQUOS sense7 SHG10は、背面に1200万画素の広角レンズ、800万画素の超広角レンズ、200万画素の深度レンズを搭載しています。前面には800万画素の広角レンズを搭載しています。光学手ブレ補正はありませんが、デジタル手ブレ補正があります。デジタルズームは8倍まで可能です。ビデオ撮影は4K 30fpsで行えます。その他の特徴として、AIカメラ機能があります。これは、被写体やシーンに応じて最適な撮影設定を自動で行ってくれる機能です。
Xperia Ace3 SO-52Aは、背面に1200万画素の広角レンズ、800万画素の超広角レンズ、200万画素のマクロレンズを搭載しています。前面には800万画素の広角レンズを搭載しています。光学手ブレ補正はありませんが、デジタル手ブレ補正があります。デジタルズームは10倍まで可能です。ビデオ撮影は4K 30fpsで行えます。その他の特徴として、ソニー製のカメラセンサーを搭載しています。これは、ソニーの高いカメラ技術をスマートフォンにも活かせるというメリットがあります。
Galaxy A52 5G SCG04は、背面に6400万画素の広角レンズ、1200万画素の超広角レンズ、500万画素のマクロレンズ、500万画素の深度レンズを搭載しています。前面には3200万画素の広角レンズを搭載しています。光学手ブレ補正はありません
ですが、デジタル手ブレ補正があります。デジタルズームは10倍まで可能です。ビデオ撮影は4K 30fpsで行えます。その他の特徴として、ナイトモードがあります。これは、暗い場所でも明るくきれいに撮影できる機能です。
次に、CPU・GPU・RAM・ROM・外部ストレージ対応についてです。AQUOS sense7 SHG10は、Snapdragon 480というCPUとAdreno 619というGPUを搭載しています。これは、同価格帯の機種の中では最も低い性能のCPUとGPUです。しかし、日常的な操作や軽いゲームなら問題なく動作します。RAMは4GBで、ROMは64GBです。外部ストレージにはmicroSDXCカードが対応しています。
Xperia Ace3 SO-52Aは、Snapdragon 690というCPUとAdreno 619LというGPUを搭載しています。これは、同価格帯の機種の中では中間的な性能のCPUとGPUです。普通の操作やゲームなら快適に動作します。RAMは6GBで、ROMは64GBです。外部ストレージにはmicroSDXCカードが対応しています。
Galaxy A52 5G SCG04は、Snapdragon 750GというCPUとAdreno 619というGPUを搭載しています。これは、同価格帯の機種の中では最も高い性能のCPUとGPUです。重い操作やゲームもスムーズに動作します。RAMは6GBで、ROMは128GBです。外部ストレージにはmicroSDXCカードが対応しています。
次に、OS・UI・アップデート保証期間についてです。AQUOS sense7 SHG10は、Android 11というOSとAQUOS sense UIというUIを搭載しています。これは、シャープ独自のシンプルで使いやすいUIです。アップデート保証期間は3年です。これは、同価格帯の機種の中では最も長い期間です。安心して使えます。
Xperia Ace3 SO-52Aは、Android 11というOSとXperia UIというUIを搭載しています。これは、ソニー独自の洗練されたUIです。アップデート保証期間は3年です。AQUOS sense7 SHG10と同じく、同価格帯の機種の中では最も長い期間です。安心して使えます。
Galaxy A52 5G SCG04は、Android 11というOSとOne UIというUIを搭載しています。これは、サムスン独自のカスタマイズ性の高いUIです。アップデート保証期間は4年です。これは、同価格帯の機種の中では最も長い期間です。安心して使えます。
メリットとデメリット
ここでは、それぞれの機種のメリットとデメリットをまとめてみます。あなたのニーズに合った機種を選ぶ参考にしてください。
AQUOS sense7 SHG10のメリットは、以下の通りです。
- 6.7インチの大画面で、動画やゲームなどを楽しめる。
- 5000mAhの大容量バッテリーで、長時間の使用にも耐えられる。
- 防水・防塵・耐衝撃の堅牢性で、安心して使える。
- AIoTボタンで、シャープ製の家電やIoT機器と連携して操作できる。
- アップデート保証期間が3年で、安心して使える。
AQUOS sense7 SHG10のデメリットは、以下の通りです。
- CPUとGPUの性能が低く、重い操作やゲームには向かない。
- 画面のリフレッシュレートとタッチサンプリングレートが低く、画面の滑らかさに欠ける。
- カメラの画素数が低く、写真や動画の画質に不満が残る。
- ワイヤレス充電に対応していない。
- ヘッドフォンジャックやステレオスピーカーがなく、音楽や動画の楽しみ方に制限がある。
Xperia Ace3 SO-52Aのメリットは、以下の通りです。
- 5.5インチのコンパクトな画面で、片手で操作しやすい。
- OLEDディスプレイで、鮮やかで美しい画質を楽しめる。
- 高速な5G通信で、快適なネットワーク環境を得られる。
- ソニー製のカメラセンサーと音響技術で、高品質な写真や動画、音楽を楽しめる。
- アップデート保証期間が3年で、安心して使える。
Xperia Ace3 SO-52Aのデメリットは、以下の通りです。
- 画面サイズが小さく、動画やゲームなどを楽しむには不向きな場合がある。
- バッテリー容量が小さく、長時間の使用には耐えられない場合がある。
- 防水・防塵・耐衝撃の性能が低く、取り扱いに注意が必要な場合がある。
- AIoTボタンやナイトモードなどの独自機能がなく、他の機種と差別化されていない場合がある。
- ワイヤレス充電に対応していない。
Galaxy A52 5G SCG04のメリットは、以下の通りです。
- 6.5インチのSuper AMOLEDディスプレイで、鮮明で美しい画質を楽しめる。
- 高速な5G通信で、快適なネットワーク環境を得られる。
- CPUとGPUの性能が高く、重い操作やゲームもスムーズに動作する。
- 6400万画素の高画素カメラとナイトモードで、高品質な写真や動画を撮影できる。
- アップデート保証期間が4年で、安心して使える。
Galaxy A52 5G SCG04のデメリットは、以下の通りです。
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- 画面のリフレッシュレートとタッチサンプリングレートが不明で、画面の滑らかさに不安が残る場合がある。
- バッテリー容量が小さく、長時間の使用には耐えられない場合がある。
- 防水・防塵・耐衝撃の性能が低く、取り扱いに注意が必要な場合がある。
- AIoTボタンや音響技術などの独自機能がなく、他の機種と差別化されていない場合がある。
- ワイヤレス充電に対応していない。
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まとめ
ここまで、AQUOS sense7 SHG10とXperia Ace3 SO-52AとGalaxy A52 5G SCG04の3つの機種を比較してきました。それぞれの機種には、メリットとデメリットがあります。では、どれがベストチョイスなのでしょうか?
私のおすすめは、AQUOS sense7 SHG10です。理由は以下の通りです。
- 6.7インチの大画面で、動画やゲームなどを楽しめる。
- 5000mAhの大容量バッテリーで、長時間の使用にも耐えられる。
- 防水・防塵・耐衝撃の堅牢性で、安心して使える。
- AIoTボタンで、シャープ製の家電やIoT機器と連携して操作できる。
- アップデート保証期間が3年で、安心して使える。
AQUOS sense7 SHG10は、同価格帯の機種の中では最もバランスの良い機種だと思います。画面やバッテリー、耐久性などの基本性能が高く、独自機能も充実しています。CPUやGPU、カメラなどの性能は低いですが、日常的な使用には十分です。ワイヤレス充電やヘッドフォンジャックなどの機能はありませんが、必須ではないと思います。
この機種は、動画やゲームなどのコンテンツを大画面で楽しみたい人、バッテリーの持ちが気になる人、家電やIoT機器と連携したい人におすすめです。逆に、重い操作やゲームをしたい人、写真や動画の画質にこだわる人、ワイヤレス充電やヘッドフォンジャックが欲しい人には不向きです。
以上が、私の比較レビューでした。AQUOS sense7 SHG10は、同価格帯の機種の中では最もバランスの良い機種だと思います。あなたもぜひチェックしてみてください。