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比較概要
AQUOS R7 SH-52Cは、2022年10月に発売されたシャープの最新スマートフォンです。高性能なカメラやディスプレイ、バッテリーなど、さまざまな面で魅力的な機能を備えています。しかし、他のスマホと比べてどのような違いがあるのでしょうか?
この記事では、AQUOS R7 SH-52Cと、同じAndroid OSを搭載し、同じような価格帯で人気のある機種との比較を行います。比較対象として選んだのは、2021年11月に発売されたXperia 5 III SO-51Bと、2021年12月に発売されたGalaxy S21 5G SC-51Aです。これらの機種は、AQUOS R7 SH-52Cと同じく、高画質なカメラやディスプレイ、5G通信に対応しており、多くのユーザーから注目されています。
それでは、AQUOS R7 SH-52Cは他のスマホと何が違うのでしょうか? 次に比較表を見てみましょう。
比較表
項目 | AQUOS R7 SH-52C | Xperia 5 III SO-51B | Galaxy S21 5G SC-51A |
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発売日 | 2022年7月15日 | 2021年11月26日 | 2021年12月18日 |
価格(税込) | 198,000円 | 129,800円 | 99,800円 |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 166×75×9.8mm | 157×68×8.2mm | 151.7×71.2×7.9mm |
重量 | 225g | 169g | 171g |
ディスプレイサイズ・種類・解像度・リフレッシュレート・最大輝度・コントラスト比・色域カバー率・HDR対応・タッチサンプリングレート・画面占有率・画素密度・アスペクト比・ノッチ有無・カメラ穴有無・指紋認証センサー位置・防水防塵性能・耐衝撃性能・コーティング有無・その他特徴など | 6.6インチ Pro IGZO OLED WUXGA+ (2730×1280) 最大240Hz 最大2000nit 2000万:1 sRGB 100% HDR10+ 最大240Hz 91.4% 413ppi 20:9 なし なし 背面 IPX5/IPX8/IP6X Dolby Vision IQ対応、動画アップコンバート機能、アイドリングストップ機能、Pro IGZO OLEDエンジン搭載、ノッチレスデザイン、ワイドカラーガムット、アダプティブディスプレイ、ブルーライト低減機能、常時表示機能など |
6.1インチ OLED FHD+ (2520×1080) 最大120Hz - - sRGB 100% HDR10+ - - - - - - - - - - - - - - - - CinemaWideディスプレイ、21:9アスペクト比、トリルミナスディスプレイ、クリエーターモード、ゲームエンハンサーなど |
6.2インチ DynamiQ AMOLED 2X FHD+ (2400×1080) 最大120Hz - - sRGB 100% HDR10+ - - - - - あり(中央) 画面内蔵(下部) IP68(米国規格)※防水防塵性能は永久的ではありません。 Gorilla Glass Victus採用、Eye Comfort Shield機能、Adaptive Display機能、Always On Display機能など |
カメラ | メインカメラ:4720万画素(1インチセンサー、F1.9、28mm相当) 測距カメラ:200万画素(F2.4、20mm相当) フロントカメラ:800万画素(F2.0、24mm相当) ライカ監修、OctaPDオートフォーカス、新ポートレートモード、動画手ブレ補正機能、水平補正機能など |
メインカメラ:1200万画素(1/1.7インチセンサー、F1.7、24mm相当) 望遠カメラ:1200万画素(1/2.9インチセンサー、F2.3、70mm相当) 超広角カメラ:1200万画素(1/2.6インチセンサー、F2.2、16mm相当) フロントカメラ:800万画素(F2.0、24mm相当) ZEISSレンズ、オプティカルズーム4倍、デュアルPDAFオートフォーカス、リアルタイムアイAF、オブジェクトトラッキングなど |
メインカメラ:6400万画素(1/1.76インチセンサー、F1.8、26mm相当) 望遠カメラ:6400万画素(1/1.76インチセンサー、F2.0、76mm相当) 超広角カメラ:1200万画素(1/2.55インチセンサー、F2.2、13mm相当) フロントカメラ:1000万画素(F2.2、26mm相当) スペースズーム3倍光学ズーム・30倍デジタルズーム、8Kビデオスナップ機能、シングルテイク機能など |
バッテリー容量 | 5000mAh AQUOS独自の省エネ技術「アイドリングストップ」搭載 |
4500mAh Battery Care機能搭載 |
4000mAh ワイヤレスパワーシェア機能搭載 |
CPU・RAM・ROM | Snapdragon 8 Gen 1 SM8450 3.0GHz オクタコア 12GB 256GB |
Snapdragon 888 5G SM8350 2.84GHz オクタコア 8GB 256GB |
Snapdragon 888 5G SM8350 2.84GHz オクタコア 8GB 128GB |
SIMスロット数・種類・最大対応容量・DSDV対応有無 | 1枚 Nano SIM - - |
2枚 Nano SIM + Nano SIM / microSDXC 最大1TB あり |
2枚 Nano SIM + eSIM / Nano SIM - あり |
AQUOS R7 SH-52Cの魅力
AQUOS R7 SH-52Cは、スマートフォンとしては最大級の1インチセンサーを搭載したカメラが特徴的なハイエンドモデルです。日常のシーンから旅行先の風景や夜景まで、多彩な写真が美しく撮れます。また、動画撮影も手ブレ補正や水平補正機能が強力で、暗いところでも明るくキレイに録画できます。
カメラ以外にも、Pro IGZO OLEDという高性能なディスプレイを採用しています。最大輝度2000nit、最大駆動240Hz、最大コントラスト2000万:1という驚異的な数値を誇り、鮮やかで明るい映像を楽しめます。動画再生時には、再生される動画をなめらかで高解像な動画へとアップコンバートする機能もあります。
さらに、AQUOS独自の省エネ技術「アイドリングストップ」と5000mAhの大容量バッテリーを備えているので、電池持ちも抜群です。使っていない時だけ賢く省エネすることで、操作性を犠牲にせずに長時間使えます。高速・快適な5G通信もサポートしており、外出先でもオンラインゲームや動画アップロードが快適にできます。
Xperia 5 III SO-52Aの魅力
Xperia 5 III SO-52Aは、ソニーのカメラ技術を惜しみなく投入したカメラ性能に注目したいスマートフォンです。トリプルレンズカメラには、光学式手ブレ補正や瞳AF、4K HDR動画録画などの機能が搭載されており、プロ並みの写真や動画が撮れます。また、レンズの焦点距離を変えることができる「可変式望遠レンズ」を採用しており、16mmから105mmまでの4段階のズームが可能です。
カメラだけでなく、ディスプレイも優れています。約6.1インチの有機ELディスプレイは、120Hzの高速駆動と240Hzの高速タッチ検出に対応しており、滑らかで快適な操作感を提供します。また、HDR対応やクリエイターモードなどの機能もあり、映像の美しさや色彩の再現性も高いです。
さらに、Xperia 5 III SO-52Aは、ハイレゾ音源や360 Reality Audioに対応したオーディオ性能も魅力的です。3.5mmオーディオジャックを搭載しており、お気に入りの有線ヘッドホンで高音質を楽しめます。また、DSEE Ultimateという機能で、圧縮音源もハイレゾ相当に変換できます。
AQUOS R7 SH-52Cのメリットとデメリット
AQUOS R7 SH-52Cは、シャープの最新フラッグシップスマートフォンです。1型センサー搭載カメラやPro IGZO OLEDディスプレイなど、高性能な部分が多くありますが、一方で価格やサイズなど、気になる点もあります。ここでは、AQUOS R7 SH-52Cのメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
- 1型センサー搭載カメラは、高画質で自然な写真が撮れる。Leicaと共同開発したレンズやAIオートモードなど、カメラ機能も充実している。
- Pro IGZO OLEDディスプレイは、明るくて鮮やかで美しい。120Hzの高速駆動や240Hzの高速タッチ検出に対応しており、滑らかで快適な操作感が得られる。
- Snapdragon 8 Gen 1を搭載しており、処理性能や通信速度が高い。5Gのミリ波帯にも対応しており、将来的な高速通信にも対応できる。
- 5000mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、電池持ちが良い。省エネ技術や急速充電にも対応しており、長時間の使用や充電にも便利である。
- 3.5mmオーディオジャックを搭載しており、有線ヘッドホンで音楽を楽しめる。ステレオスピーカーも搭載しており、音質が向上している。
- 防水・防塵機能やおサイフケータイなど、基本的な機能も備えている。指紋認証や顔認証も高速で正確である。
デメリット
- 価格が高い。ドコモ版は19万8000円、ソフトバンク版は18万9360円(税込み)となっており、2022年の夏モデルの中でも高価格なモデルである。
- サイズが大きく重い。本体サイズは約161×77×9.3mm、重さは約208gとなっており、片手操作やポケットに入れるのに不便である。
- 背面カメラが単眼である。1型センサーの性能は高いが、ズームや広角などの撮影には不向きである。料理や小さいものの撮影も難しい場合がある。
- カメラアプリのUIが独特である。ズーム操作やモード切り替えなどに慣れが必要である。RAW撮影はマニュアルモードでしか行えない。
- ワンセグ・フルセグや耐衝撃機能には対応していない。テレビ番組の視聴や落下時の保護には注意が必要である。
Xperia 5 III SO-52AとAQUOS R7 SH-52CとiPhone 14の違いとおすすめ
Xperia 5 III SO-52AとAQUOS R7 SH-52CとiPhone 14は、2022年夏に発売されたドコモのハイスペックスマートフォンです。それぞれに特徴があり、どれを選ぶかは好みやニーズによって異なりますが、ここでは簡単に比較してみました。
Xperia 5 III SO-52Aの特徴
- ソニーの最新フラッグシップスマートフォンで、日本メーカーの中では最高性能を誇る。
- カメラにこだわりがあり、ツァイスレンズや専用シャッターボタンなど、デジタル一眼カメラに近い操作性や画質を提供する。
- ディスプレイは約6.1インチの有機ELで、120Hzの高速駆動やHDR対応など、映像表現に優れる。
- バッテリーは4500mAhで、急速充電やワイヤレス充電に対応する。
- 価格は9万円台で、同クラスの機種と比べても高くない。
AQUOS R7 SH-52Cの特徴
- シャープの最新フラッグシップスマートフォンで、1型センサー搭載カメラが目玉機能。
- カメラはLeicaと共同開発したレンズやAIオートモードなどを備え、高画質で自然な写真が撮れる。
- ディスプレイは約6.6インチのPro IGZO OLEDで、明るくて鮮やかで美しい。120Hzの高速駆動や240Hzの高速タッチ検出に対応しており、滑らかで快適な操作感が得られる。
- バッテリーは5000mAhで、省エネ技術や急速充電に対応しており、長時間の使用や充電にも便利である。
- 価格は19万円台で、同クラスの機種と比べても高い。
iPhone 14の特徴
- アップルの最新フラッグシップスマートフォンで、iOSを搭載している。
- カメラはトリプルカメラで、広角・望遠・超広角の撮影が可能。ナイトモードやポートレートモードなども充実している。
- ディスプレイは約6.1インチの有機ELで、ProMotion技術により120Hzの高速駆動に対応している。HDR10やDolby Visionなどもサポートしている。
- バッテリーは3210mAhで、急速充電やワイヤレス充電に対応している。MagSafeアクセサリーも利用できる。
- 価格は11万円台で、同クラスの機種と比べても高め。
おすすめは?
Xperia 5 III SO-52AとAQUOS R7 SH-52CとiPhone 14は、それぞれに良さがありますが、僕がおすすめするのはXperia 5 III SO-52Aです。理由は以下の通りです。
- カメラが最も優れており、写真好きなら満足できる画質と操作性を提供する。
- ディスプレイも高品質で映像表現に優れており、ゲームや動画視聴にも最適である。
- バッテリーも十分な容量を持ち、急速充電やワイヤレス充電にも対応しており、使い勝手が良い。
- 価格も同クラスの機種と比べても安く、コスパが高い。
AQUOS R7 SH-52Cはカメラが独自性がありますが、価格が高すぎると感じます。iPhone 14はiOSを使いたい人には良いですが、Androidと比べても特別な魅力があるわけではありません。Xperia 5 III SO-52Aはカメラ・ディスプレイ・バッテリー・価格のすべてにおいてバランスが良く、日本メーカーを応援したい人にもおすすめです。Xperia 5 III SO-52Aを選んで後悔することはないでしょう。