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Redmi Note 10Tはコスパ最強のスマホ?同価格帯の人気機種と徹底比較!

目次

比較概要

Redmi Note 10Tは、2022年10月に発売されたXiaomiのスマートフォンです。価格は約3万円と、コスパに優れたモデルとして注目されています。しかし、同じ価格帯で人気のある他のスマホと比べて、どのような特徴や性能を持っているのでしょうか?

今回は、Redmi Note 10Tと同じOS(Android)で、同じく2021年から2022年にかけて発売された人気機種との比較を行います。比較対象は、以下の2つです。

  • OPPO Reno6 A:約3万円。カメラ性能やデザインが魅力的なモデル。
  • Galaxy A32:約2.5万円。バッテリー持ちや画面サイズが大きいモデル。

これらの機種とRedmi Note 10Tを、以下の5つの観点で比較していきます。

  1. デザイン・サイズ・重さ
  2. 画面・解像度・リフレッシュレート
  3. カメラ・動画撮影
  4. バッテリー・充電速度
  5. 性能・メモリ・ストレージ

Redmi Note 10Tは、コスパ最強のスマホと言えるのでしょうか?それとも、他の機種に劣っている部分があるのでしょうか?比較表と詳細な解説を見てみましょう。

比較表

項目 Redmi Note 10T OPPO Reno6 A Galaxy A32
デザイン・サイズ・重さ 6.5インチ
163 x 76 x 9 mm
198 g
6.5インチ
162.9 x 74.7 x 8.4 mm
182 g
6.4インチ
158.9 x 73.6 x 8.4 mm
184 g
画面・解像度・リフレッシュレート TFT液晶
FHD+ (2400 x 1080)
最大90Hz
LTPS液晶
FHD+ (2400 x 1080)
60Hz
SAMOLED
FHD+ (2400 x 1080)
90Hz
カメラ・動画撮影 メインカメラ:約5000万画素
深度カメラ:約200万画素
フロントカメラ:約800万画素
動画:1080p@30fps
メインカメラ:約4800万画素
超広角カメラ:約800万画素
マクロカメラ:約200万画素
モノクロカメラ:約200万画素
フロントカメラ:約1600万画素
動画:4K@30fps、1080p@60fps
メインカメラ:約6400万画素
超広角カメラ:約800万画素
マクロカメラ:約500万画素
深度カメラ:約500万画素
フロントカメラ:約2000万画素
動画:4K@30fps、1080p@30fps
バッテリー・充電速度 5000mAh
18W急速充電
4310mAh
50W急速充電
5000mAh
15W急速充電
性能・メモリ・ストレージ MediaTek Dimensity 900
8GB/12GB RAM
64GB/128GB ROM
Snapdragon 720G
8GB RAM
128GB ROM
MediaTek Helio G80
4GB/6GB RAM
64GB/128GB ROM
その他の機能 FeliCa対応
画面内指紋認証
イヤホンジャックあり
FeliCa対応
画面内指紋認証
X軸リニアモーター搭載
FeliCa対応
背面指紋認証
イヤホンジャックあり

比較詳細

Redmi Note 10Tは、おサイフケータイ、防水、5G対応という日本で使いやすい機能を備えた低価格スマートフォンです。その一方で、カメラや性能はミドルレンジの水準にとどまっています。では、OPPO Reno6 AやGalaxy A32と比べてどのような違いがあるのでしょうか?ここでは、各項目ごとに詳しく解説していきます。

デザイン・サイズ・重さ

Redmi Note 10Tは、6.5インチの大画面液晶画面を搭載しています。解像度はフルHD+(2,400 x 1,080ピクセル)の鮮やかなディスプレイとなっています。また、旧来のスマートフォンと比べて1.5倍の高駆動(60Hz→90Hz)なので、動きも滑らかです。サイズは163 x 76 x 9 mmで、重さは198 gとやや大きく重たい印象です。背面はマット調の素材で、指紋が付きにくく滑りにくいです。カラーはナイトタイムブルーとレイクブルーの2色展開です。

OPPO Reno6 Aも6.5インチの液晶画面を搭載していますが、解像度は同じフルHD+でもリフレッシュレートは60HzとRedmi Note 10Tよりも劣ります。サイズは162.9 x 74.7 x 8.4 mmで、重さは182 gとRedmi Note 10Tよりもやや小さく軽いです。背面はグラデーションカラーで光沢感がありますが、指紋が付きやすいです。カラーはブラックとブルーの2色展開です。

Galaxy A32は6.4インチの有機EL画面を搭載しています。解像度はフルHD+でリフレッシュレートも90HzとRedmi Note 10Tと同等ですが、有機ELならではの高コントラストや省電力性が特徴です。サイズは158.9 x 73.6 x 8.4 mmで、重さは184 gとRedmi Note 10Tよりも小さく軽いです。背面は光沢感がありますが、指紋が付きにくい素材を採用しています。カラーはブラックとバイオレットの2色展開です。

デザイン・サイズ・重さの点では、Galaxy A32が優れていると言えます。有機EL画面やコンパクトなサイズなど、見た目や持ちやすさにこだわる方におすすめです。Redmi Note 10TやOPPO Reno6 Aは大画面液晶画面を採用しており、動画視聴などに向いていますが、重さや厚みに注意が必要です。

性能・バッテリー・カメラ

Redmi Note 10Tは、Snapdragon 480 5Gという5G対応のエントリークラスのプロセッサーを搭載しています。AnTuTuベンチマークでは、約29万点というスコアを記録しました。これは、Redmi Note 11のSnapdragon 680よりも高い数値です。CPUの性能は特に高く、アプリの起動や切り替えなどはスムーズに行えます。しかし、GPUの性能は低めで、高負荷な3Dゲームなどは快適にプレイできない可能性があります。また、ディスプレイは液晶なので、有機ELに比べて発色やコントラストが劣ります。動画視聴や写真鑑賞にこだわる方は、有機ELディスプレイを搭載したRedmi Note 11やMi 11 Lite 5Gの方がおすすめです。

OPPO Reno6 Aも、Snapdragon 480 5Gを搭載しています。AnTuTuベンチマークでは、約28万点というスコアを記録しました。Redmi Note 10Tとほぼ同等の性能と言えます。CPUやGPUの性能も同じくらいですが、ディスプレイは液晶でリフレッシュレートも60HzとRedmi Note 10Tよりも劣ります。動きの滑らかさや画質に差が出ます。

Galaxy A32は、MediaTek Helio G80という4G対応のミドルレンジクラスのプロセッサーを搭載しています。AnTuTuベンチマークでは、約20万点というスコアを記録しました。Redmi Note 10TやOPPO Reno6 Aよりも低い数値です。CPUやGPUの性能も劣りますが、ディスプレイは有機ELでリフレッシュレートも90Hzと優れています。画質や動きの滑らかさは最高レベルです。

性能・バッテリー・カメラの点では、Redmi Note 10TとOPPO Reno6 Aは同じプロセッサーを搭載しており、ほぼ同等の性能と言えますが、Redmi Note 10Tの方がディスプレイのリフレッシュレートが高く、動きが滑らかです。Galaxy A32はプロセッサーの性能が低いですが、ディスプレイの画質が高く、見た目が美しいです。性能重視ならRedmi Note 10TかOPPO Reno6 A、画質重視ならGalaxy A32という選択肢になります。

メリットとデメリット

Redmi Note 10Tのメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

  • 5G対応で高速な通信が可能
  • 防水・防塵性能が高い
  • おサイフケータイに対応している
  • バッテリー容量が大きく、長時間の使用が可能
  • ディスプレイのリフレッシュレートが90Hzで動きが滑らか
  • CPUの性能が高く、アプリの動作がスムーズ
  • カメラのオートフォーカス性能が向上している

デメリット

  • GPUの性能が低く、高負荷なゲームに向かない
  • ディスプレイが液晶で、発色やコントラストが劣る
  • カメラが広角と深度の2眼構成で、超広角やマクロなどが使えない
  • サイズや重さが大きく、持ち運びや片手操作に不便
  • 充電器が同梱されていない

まとめ

Redmi Note 10Tは、5G対応・防水・防塵・おサイフケータイという日本で使いやすい機能を備えた低価格スマートフォンです。CPUの性能も高く、アプリの動作はスムーズです。ディスプレイのリフレッシュレートも90Hzで動きが滑らかです。カメラのオートフォーカス性能も向上しています。しかし、GPUの性能は低く、高負荷なゲームには向きません。ディスプレイは液晶で、発色やコントラストが劣ります。カメラは広角と深度の2眼構成で、超広角やマクロなどが使えません。サイズや重さも大きく、持ち運びや片手操作に不便です。充電器も同梱されていません。

OPPO Reno6 Aも、5G対応・防水・防塵・おサイフケータイという機能を備えています。Redmi Note 10Tと同じプロセッサーを搭載しており、性能はほぼ同等です。しかし、ディスプレイのリフレッシュレートは60Hzと低く、動きが滑らかではありません。背面はグラデーションカラーで光沢感がありますが、指紋が付きやすいです。

Galaxy A32は、4G対応・防水・防塵・おサイフケータイという機能を備えています。プロセッサーの性能は低いですが、ディスプレイは有機ELで画質が高いです。リフレッシュレートも90Hzで動きが滑らかです。サイズや重さも小さく軽いです。背面は指紋が付きにくい素材を採用しています。

以上の比較から、私がおすすめするベストチョイスはRedmi Note 10Tです。なぜなら、5G対応・防水・防塵・おサイフケータイという日本で使いやすい機能を備えており、性能も高く、価格も安いからです。ディスプレイやカメラに関しては劣りますが、それらにこだわらない方なら十分満足できるスマートフォンだと思います。Redmi Note 10Tは、コスパに優れた5Gスマートフォンを探している方におすすめです。