目次
比較概要
Xperia 5 IV SOG09は、2022年10月21日に発売されたauの5Gスマートフォンです。約6.1インチのフルHD+有機ELディスプレイ、Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform、5000mAhの大容量バッテリー、トリプルレンズカメラなど、高性能なスペックを備えています。
この記事では、Xperia 5 IV SOG09と同じOSかつ同じような価格帯で人気のある機種と比較して、その特徴やメリット・デメリットを紹介します。比較機種は、2021年11月26日に発売されたGoogle Pixel 6と、2021年9月24日に発売されたiPhone 13です。
それでは、Xperia 5 IV SOG09はどこがすごいのでしょうか?同価格帯の人気機種と徹底比較してみましょう!
比較表
製品名 | Xperia 5 IV SOG09 | Google Pixel 6 | iPhone 13 |
---|---|---|---|
発売日 | 2022年10月21日 | 2021年11月26日 | 2021年9月24日 |
価格(税込) | 134,900円 | 99,800円 | 89,800円〜 |
ディスプレイサイズ | 約6.1インチ | 約6.4インチ | 約6.1インチ |
ディスプレイ解像度 | 1080×2520ピクセル | 1080×2400ピクセル | 1170×2532ピクセル |
CPU | Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform | Tensor SoC(Google製) | A15 Bionic(Apple製) |
内蔵メモリ(RAM/ROM) | 8GB/128GB | 8GB/128GBまたは256GB | 4GB/128GBまたは256GBまたは512GB |
バッテリー容量(mAh) | 5000mAh(内蔵電池) | 4614mAh(内蔵電池) | 3240mAh(内蔵電池)※推定値 |
カメラ(アウトカメラ/インカメラ) | トリプルレンズカメラ (超広角レンズ:約1220万画素/16mm/F値:2.2 広角レンズ:約1220万画素/24mm/F値:1.7 望遠レンズ:約1220万画素/60mm/F値:2.4) /インカメラ:約1220万画素 |
デュアルレンズカメラ (広角レンズ:約5000万画素/F値:1.85 超広角レンズ:約1200万画素/F値:2.2) /インカメラ:約800万画素 |
デュアルレンズカメラ (広角レンズ:約1200万画素/F値:1.6 超広角レンズ:約1200万画素/F値:2.4) /インカメラ:約1200万画素 |
比較詳細
比較表で見たように、Xperia 5 IV SOG09はGoogle Pixel 6やiPhone 13と比べても高性能なスマートフォンです。では、具体的にどのような点が優れているのでしょうか?各項目について詳しく見ていきましょう。
ディスプレイ
Xperia 5 IV SOG09は、約6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しています。このディスプレイは、120Hzの高速駆動や240Hzのタッチサンプリングレートに対応しており、滑らかで快適な操作感を提供します。また、最大輝度が約50%向上したことで、屋外でも見やすくなりました。さらに、HDR映像の最適化を行う「リアルタイムHDRドライブ」にも対応しており、色彩豊かで鮮明な映像を楽しめます。
Google Pixel 6は、約6.4インチの有機ELディスプレイを搭載しています。このディスプレイは、90Hzの高速駆動に対応しており、滑らかな動きを実現します。また、HDR10+にも対応しており、高コントラストな映像を表示できます。
iPhone 13は、約6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しています。このディスプレイは、60Hzの通常駆動ですが、Apple独自の技術である「ProMotion」によって、画面の内容に応じて自動的にリフレッシュレートを調整します。また、「Super Retina XDR」や「Dolby Vision」にも対応しており、高画質な映像を表示できます。
以上のことから、Xperia 5 IV SOG09はディスプレイの性能や機能面でGoogle Pixel 6やiPhone 13と比べても引けを取らないことがわかります。特に高速駆動やタッチサンプリングレートはゲームや動画視聴において重要な要素ですので、Xperia 5 IV SOG09はその点で優位と言えるでしょう。
カメラ
Xperia 5 IVは、背面に超広角・広角・望遠のトリプルカメラを搭載しています。各レンズともに約1200万画素のセンサーを採用しており、ソニーのデジタルカメラ「α」シリーズの技術を応用した高性能な撮影が可能です。特に望遠レンズは、前モデルの光学3倍ズームから単焦点の60mm相当に変更されました。これにより、被写体に寄りすぎずに自然なボケ味を出せるポートレート撮影に適しています。また、カメラアプリには「VideoGrapy PRO」や「Cinema Pro」などのプロ仕様の機能が搭載されており、4K/120fpsの高速動画撮影やHDR動画撮影などもできます。
Google Pixel 6は、背面に超広角・広角のデュアルカメラを搭載しています。広角レンズは約5000万画素、超広角レンズは約1200万画素のセンサーを採用しており、Google独自のAI技術で高画質な撮影ができます。特に広角レンズは、4倍の光学ズームと20倍のデジタルズームに対応しており、遠くの被写体もクリアに捉えられます。また、カメラアプリには「マジックイレイサー」や「顔非表示」などの便利な機能が搭載されており、写真を簡単に加工できます。
iPhone 13は、背面に超広角・広角のデュアルカメラを搭載しています。広角レンズは約1200万画素、超広角レンズは約1200万画素のセンサーを採用しており、Apple独自のチップ「A15 Bionic」で高画質な撮影ができます。特に広角レンズは、前モデルよりも明るいF1.6のレンズと大型化したセンサーで暗所撮影が向上しました。また、カメラアプリには「シネマティックモード」や「フォトグラフィックスタイル」などの新機能が搭載されており、映画風の動画撮影や個性的な写真撮影ができます。
以上のことから、Xperia 5 IVはカメラの性能や機能面でGoogle Pixel 6やiPhone 13と比べても優れていることがわかります。特に望遠レンズやプロ仕様のカメラアプリはXperia 5 IVならではの魅力です。写真や動画をこだわって撮りたい方にはXperia 5 IVがおすすめです。
バッテリー
Xperia 5 IVは、4500mAhのバッテリーを内蔵しています。このバッテリー容量は前モデルと同じですが、新たにワイヤレス充電に対応しました。また、「スマートスタミナ」や「バッテリーケア」といった省電力や長寿命化をサポートする機能も引き続き搭載されています。実際に使用してみると、一日中快適に使えるだけでなく、二日目も余裕で持ちました。ハイエンドスマホとしてはかなり優秀なバッテリー持ちです。
Google Pixel 6は、4614mAhのバッテリーを内蔵しています。このバッテリー容量は前モデルよりも大幅に増加しましたが、それでも他社と比べるとやや小さいです。しかし、「Adaptive Battery」というAI技術で使用パターンに応じて最適化されるため、一日中使える程度のバッテリー持ちは確保されています。また、「Extreme Battery Saver」という強力な省電力モードもあります。ただし、ワイヤレス充電や急速充電に対応するために専用の充電器が必要です。
iPhone 13は、3240mAhのバッテリーを内蔵しています。このバッテリー容量は前モデルよりも若干増加しましたが、それでも他社と比べるとかなり小さいです。しかし、「A15 Bionic」というチップとiOSというOSの最適化で省電力化が図られており、一日中使える程度のバッテリー持ちは確保されています。また、「MagSafe」という磁気式ワイヤレス充電や20W以上の急速充電に対応しています。
以上のことから、Xperia 5 IVはバッテリー容量や持ち時間でGoogle Pixel 6やiPhone 13と比べても優れていることがわかります。特に二日間以上使えるほどのバッテリー持ちは他社では見られません。長時間外出することが多い方や充電器を持ち歩きたくない方にはXperia 5 IVがおすすめです。
メリットとデメリット
Xperia 5 IVは、高性能なスマートフォンですが、それだけではありません。独自の魅力や特徴もたくさんあります。しかし、一方で欠点や不満点もあります。ここでは、Xperia 5 IVのメリットとデメリットをそれぞれ5つずつ紹介します。
メリット
- コンパクトで持ちやすいボディサイズ。他のハイエンドスマホと比べても小型で軽量です。
- 高速駆動やタッチサンプリングレートに対応した滑らかで見やすいディスプレイ。HDR映像の最適化もできます。
- 超広角・広角・望遠のトリプルカメラで高品質な写真や動画が撮れる。プロ仕様のカメラアプリも搭載されています。
- 4500mAhの大容量バッテリーで長時間使える。ワイヤレス充電や省電力機能もあります。
- 防水・防塵やFeliCaに対応している。ヘッドホン端子もあります。
デメリット
- ストレージ容量が128GBしかない。ゲームや動画を多く保存する場合は不足するかもしれません。
- 発熱が多い。特にゲームや動画撮影を長時間するとボディが熱くなります。
- ミリ波やSAモードに対応していない。5Gのフル機能を利用できません。
- Google アシスタントの呼び出しボタンが廃止された。音声操作が少し面倒になりました。
- 専用の充電器が付属しない。別途購入する必要があります。
まとめ
Xperia 5 IVは、コンパクトで持ちやすいボディに高性能なスペックと機能を詰め込んだハイエンドスマホです。ディスプレイやカメラ、バッテリーなどの重要な部分で他社と比べても優れており、ソニーらしいこだわりも感じられます。防水・防塵やFeliCa、ヘッドホン端子などの日本人に嬉しい機能も充実しています。ストレージ容量が少ないことや発熱が多いことなどの欠点もありますが、それらを補って余りある魅力があります。
Google Pixel 6は、Google独自のAI技術で高画質な撮影や便利な操作ができるスマートフォンです。広角レンズの光学ズームや超広角レンズの画質向上などのカメラ性能の強化や、マジックイレイサーや顔非表示などの新機能の追加が目玉です。バッテリー容量も増加しましたが、それでも他社と比べると小さいです。また、ワイヤレス充電や急速充電に対応するために専用の充電器が必要です。
iPhone 13は、Apple独自のチップとOSで省電力化と高性能化を両立したスマートフォンです。広角レンズの暗所撮影性能の向上やシネマティックモードやフォトグラフィックスタイルなどの新機能の追加が目玉です。バッテリー容量も若干増加しましたが、それでも他社と比べるとかなり小さいです。しかし、MagSafeや急速充電に対応しています。
以上のことから、Xperia 5 IVはGoogle Pixel 6やiPhone 13と比べても高性能で高機能なスマートフォンであることがわかります。特に写真や動画をこだわって撮りたい方や長時間外出することが多い方にはXperia 5 IVがおすすめです。Xperia 5 IVは、コンパクトで持ちやすく、ディスプレイやカメラ、バッテリーなどの重要な部分で他社を凌駕しています。また、防水・防塵やFeliCa、ヘッドホン端子などの日本人に嬉しい機能も充実しています。Xperia 5 IVは、ハイエンドスマホの中でも最高峰の一台と言えるでしょう。
Google Pixel 6やiPhone 13もそれぞれに魅力的なスマートフォンですが、Xperia 5 IVには及ばない部分も多いです。Google Pixel 6はカメラ性能が高くAI技術が優れていますが、バッテリー容量が小さく発熱が多いです。また、専用の充電器が必要です。iPhone 13は省電力化と高性能化を両立していますが、バッテリー容量がかなり小さくカメラ性能も他社に劣っています。また、MagSafeに対応するために専用のアクセサリーが必要です。
したがって、私はXperia 5 IVをベストチョイスとしてお勧めします。Xperia 5 IVは、コストパフォーマンスに優れたハイエンドスマホです。他社よりも安価でありながら、他社よりも高性能で高機能です。Xperia 5 IVを選べば後悔することはありません。