目次
- AQUOS wish3と他の2万円台スマホとの比較
- AQUOS wish3と他の2万円台スマホのスペック比較表
- AQUOS wish3と他の2万円台スマホの比較詳細
- AQUOS wish3のメリットとデメリット
- AQUOS wish3は誰におすすめ?まとめ
- 参考文献
AQUOS wish3と他の2万円台スマホとの比較
AQUOS wish3は、シャープが2023年5月に発売した「シンプルで飾らないスマホ」です。2万円台という低価格ながら、5.7インチの液晶ディスプレイやFeliCa、防水、5Gなどの機能を備えています。また、タフネスボディで水没にも耐えられるという特徴があります。
では、AQUOS wish3は他の2万円台のスマホと比べてどうなのでしょうか?今回は、同じOSで本機種の発売日から1年以内に発売されておりかつ同じような価格帯で人気のある機種として、以下の2機種を選びました。
- arrows We(FCNT):ドコモ・au・ソフトバンク・UQ mobileで発売された、タフネスボディやおサイフケータイなどを搭載した高機能エントリースマホ。
- Galaxy A22 5G(サムスン電子):ドコモ・au・ソフトバンクで発売された、5G対応でカメラ性能に優れたミドルレンジスマホ。
これらの機種とAQUOS wish3を、スペックや機能、デザイン、カメラなどの観点から徹底的に比較していきます。AQUOS wish3のメリットとデメリットも分かりやすくお伝えします。AQUOS wish3はどんな人におすすめなのか?最後にまとめてご紹介します。
AQUOS wish3と他の2万円台スマホとの比較表
項目 | AQUOS wish3 | arrows We | Galaxy A22 5G |
---|---|---|---|
メーカー | シャープ | FCNT | サムスン電子 |
発売日 | 2023年7月上旬 | 2022年12月17日 | 2022年10月29日 |
価格(税込) | オープン価格(約2万円台) | オープン価格(約2万円台) | オープン価格(約2万円台) |
ディスプレイサイズ | 約5.7インチ | 約5.5インチ | 約6.6インチ |
ディスプレイ解像度 | 720×1520(HD+) | 720×1440(HD+) | 1080×2400(FHD+) |
CPU | MediaTek Dimensity 700 | MediaTek Helio P22 | MediaTek Dimensity 700 |
RAM | 4GB | 3GB | 4GB |
ROM | 64GB | 32GB | 64GB |
外部メモリ | 非対応 | microSDXC(最大256GB) | microSDXC(最大1TB) |
バッテリー容量 | 3730mAh | 3000mAh | 5000mAh |
項目 | AQUOS wish3 | arrows We | Galaxy A22 5G |
---|---|---|---|
背面カメラ画素数 | 約1300万画素 | 約1300万画素 | 約4800万画素+約500万画素+約200万画素 |
前面カメラ画素数 | 約500万画素 | 約500万画素 | 約800万画素 |
カメラモード | 写真、ポートレート、動画、翻訳、夜間 | 写真、ポートレート、動画、パノラマ、スローモーション、タイムラプス | 写真、ビデオ、シングルテイク、ナイト、ポートレート、パノラマ、プロ、フード、マクロ |
手ブレ補正 | 非対応 | 対応 | 対応 |
4K撮影対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
防水・防塵 | IPX5/IPX7・IP6X | IPX5/IPX8・IP6X | 非対応 |
MIL規格 | MIL-STD-810Hの18項目に準拠 | MIL-STD-810Gの10項目に準拠 | 非対応 |
おサイフケータイ/FeliCa | 対応 | 対応 | 非対応 |
AQUOS wish3と他の2万円台スマホとの比較詳細
AQUOS wish3は、シンプルで飾らないスマホをコンセプトにした5G対応のAndroidスマートフォンです。2023年7月上旬にワイモバイルと楽天モバイルから発売され、2023年9月以降にドコモから発売される予定です。価格はオープン価格で、約2万円台となっています。
ここでは、AQUOS wish3と他の2万円台スマホとの違いを8項目で徹底比較してみました。比較するスマホは、arrows We(FCNT)、Galaxy A22 5G(サムスン電子)です。それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
CPU
AQUOS wish3は、MediaTek Dimensity 700というオクタコアプロセッサを搭載しています。7nmプロセスで製造された8コア、最大2.2GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約30万を記録しています。これは、arrows WeのMediaTek Helio P22(約10万)やGalaxy A22 5GのMediaTek Dimensity 700(約30万)と比較しても高い性能です。AQUOS wish3は、スムーズな動作や快適なマルチタスクができるスマホと言えます。
バッテリー容量
AQUOS wish3は、3730mAhのバッテリー容量を持っています。これは、arrows Weの3000mAhやGalaxy A22 5Gの5000mAhと比較しても中間的な値です。AQUOS wish3は、インテリジェントチャージという機能を備えており、バッテリーの劣化を抑えて長く使えるようになっています。また、5G通信にも対応しており、高速で安定したネットワークを楽しめます。
ディスプレイサイズ・解像度
AQUOS wish3は、約5.7インチのHD+(720×1520ドット)のTFTディスプレイを搭載しています。これは、arrows Weの約5.5インチやGalaxy A22 5Gの約6.6インチと比較しても適度な大きさです。AQUOS wish3は、豊かな色域を再現できるリッチカラーテクノロジーや屋外の強い日差しでも見やすいアウトドアビューにも対応しており、美しい映像を楽しめます。
カメラ性能
AQUOS wish3は、背面に約1300万画素のメインカメラ、前面に約500万画素のフロントカメラを搭載しています。これは、arrows Weの背面約1300万画素、前面約500万画素やGalaxy A22 5Gの背面約4800万画素+約500万画素+約200万画素、前面約800万画素と比較してもシンプルな構成です。AQUOS wish3は、カメラアプリにGoogleのCamera Goを採用しており、写真、ポートレート、動画、翻訳、夜間の5つのモードが利用できます。特に夜間モードは、暗い場所でも明るくきれいに撮影できる機能です。
AQUOS wish3のカメラは、高画素数や多彩なモードを求める人には物足りないかもしれませんが、シンプルで飾らないスマホというコンセプトに合わせて、必要最低限の機能を備えています。AIオート機能やオートHDR機能なども利用できるので、簡単に綺麗な写真が撮れます。
防水・防塵・耐衝撃
AQUOS wish3は、IPX5/IPX7・IP6Xの防水防塵性能を持っています。これは、arrows WeのIPX5/IPX8・IP6XやGalaxy A22 5Gの非対応と比較しても高いレベルです。AQUOS wish3は、水に濡れても安心して使えるだけでなく、ホコリや砂にも強いスマホと言えます。
また、AQUOS wish3は、MIL-STD-810Hの18項目に準拠した耐衝撃性能も備えています。これは、arrows WeのMIL-STD-810Gの10項目やGalaxy A22 5Gの非対応と比較しても優れています。AQUOS wish3は、落としたりぶつけたりしても壊れにくいスマホと言えます。
おサイフケータイ/FeliCa
AQUOS wish3は、NFC (Felica)対応でおサイフケータイが利用できます。これは、arrows Weの対応やGalaxy A22 5Gの非対応と比較しても便利です。AQUOS wish3は、電子決済アプリをすばやく起動できるPayトリガー機能も備えており、スマホで簡単に支払いができます。
AQUOS wish3のメリット
- 5G対応で高速で安定した通信ができる
- インテリジェントチャージでバッテリーの劣化を抑えて長く使える
- 防水防塵や耐衝撃などの高い耐久性を持つ
- おサイフケータイや顔認証などの便利な機能が充実している
- Android 13を搭載しており、最新の機能やセキュリティが利用できる
- シンプルで飾らないスマホというコンセプトに合わせて、必要最低限の機能を備えている
- 再生プラスチック素材を採用しており、環境にも配慮している
- 約2万円台という低価格で購入できる
AQUOS wish3のデメリット
- カメラの画素数やモードが少なく、高画質や多彩な撮影ができない
- ディスプレイの解像度がHD+と低く、鮮明な映像が楽しめない
- ストレージ容量が64GBと少なく、多くのアプリやデータを保存できない
- デザインやカラーが地味で、個性が出にくい
- 手ブレ補正や4K撮影に対応していない
- ワイヤレス充電やリバース充電に対応していない
AQUOS wish3と他の2万円台スマホとの比較まとめ
AQUOS wish3は、シンプルで飾らないスマホをコンセプトにした5G対応のAndroidスマートフォンです。価格は約2万円台という低価格で、必要最低限の機能を備えています。インテリジェントチャージや防水防塵・耐衝撃などの高い耐久性、おサイフケータイや顔認証などの便利な機能、Android 13の最新の機能やセキュリティ、再生プラスチック素材の環境配慮などがメリットです。一方で、カメラの画素数やモードが少なく、ディスプレイの解像度が低く、ストレージ容量が少なく、デザインやカラーが地味で、手ブレ補正や4K撮影・ワイヤレス充電・リバース充電に対応していないなどがデメリットです。
arrows Weは、約5.5インチのHD+(720×1440ドット)のTFT液晶ディスプレイを搭載した4G対応のAndroidスマートフォンです。価格は約2万円台という低価格で、防水防塵・耐衝撃やおサイフケータイなどの機能を備えています。カメラは背面に約1300万画素、前面に約500万画素を搭載しています。チップセットはMediaTek Helio P22で、メモリーは3GB、ストレージは32GBです。バッテリー容量は3000mAhです。
Galaxy A22 5Gは、約6.6インチのFHD+(1080×2400ドット)のTFT液晶ディスプレイを搭載した5G対応のAndroidスマートフォンです。価格は約2万円台という低価格で、高速で安定した通信ができます。カメラは背面に約4800万画素+約500万画素+約200万画素、前面に約800万画素を搭載しています。チップセットはMediaTek Dimensity 700で、メモリーは4GB、ストレージは64GBです。バッテリー容量は5000mAhで、15Wの急速充電に対応しています。
以上の比較から、ベストチョイスとしておすすめするのはAQUOS wish3です。AQUOS wish3は、他の2万円台スマホと比較しても、5G対応やインテリジェントチャージなどの優れた機能を持ちながら、低価格で購入できるスマホです。カメラやディスプレイなどの性能は高くありませんが、シンプルで飾らないスマホというコンセプトに合わせて、必要最低限の機能を備えています。また、再生プラスチック素材を採用しており、環境にも配慮しています。AQUOS wish3は、コスパの高いスマホを求める人におすすめです。