目次
比較概要
Libero 5G IIIは、ワイモバイルから発売されたZTE製の5Gスマートフォンです。前作のLibero 5G IIから、ディスプレイが有機ELになり、指紋認証が画面内に移動しました。また、バッテリー容量も増えています。カメラは超広角がなくなり、マクロが追加されました。価格は発売時で2,530円〜と、最安級のコスパを誇ります。
今回は、Libero 5G IIIと同じOSかつ同じような価格帯で人気のある機種と比較してみます。比較機種は以下の2つです。
これらの機種は、Libero 5G IIIの発売日から1年前までの間に発売されており、Android OSを搭載しています。価格も3万円以下と、Libero 5G IIIと同じくらい安いです。それぞれの機種の特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
Libero 5G IIIはデカくて安い有機ELディスプレイが魅力です。指紋認証も画面内になり、おサイフケータイや防水・防塵にも対応しています。カメラは超広角がなくなりましたが、マクロが追加されました。SoCはDimensity 700で、ライトユーザー向けです。
比較表
項目 | Libero 5G III | OPPO A54 5G | SHARP AQUOS sense5G |
---|---|---|---|
メーカー | ZTE | OPPO | SHARP |
発売日 | 2022年12月15日 | 2021年6月25日 | 2021年4月16日 |
価格(税込) | 2,530円〜(ワイモバイル) 24,480円(SIMフリー) |
29,800円(SIMフリー) 29,800円〜(au) 29,800円〜(UQモバイル) |
29,800円(SIMフリー) 29,800円〜(au) 29,800円〜(UQモバイル) 29,800円〜(ソフトバンク) 29,800円〜(ワイモバイル) 29,800円〜(楽天モバイル) 29,800円〜(LINEモバイル) |
サイズ・重量 | 約78×168×9.1mm 約207g |
約162.9×74.7×8.4mm 約190g |
約70×148×8.9mm 約176g |
ディスプレイ | 約6.67インチ有機EL 2400×1080(フルHD+) リフレッシュレート90Hz |
約6.5インチTFT-LCD 2400×1080(フルHD+) リフレッシュレート90Hz |
約5.8インチIGZO液晶 2280×1080(FHD+) リフレッシュレート60Hz |
バッテリー容量 | 4,120mAh | 5,000mAh | 4,570mAh |
SoC・メモリ | Dimensity 700 4GB RAM + 64GB ROM |
Snapdragon 480 5G 4GB RAM + 64GB ROM |
Snapdragon 690 5G 4GB RAM + 64GB ROM |
カメラ(背面) | メイン:約1,300万画素 被写界深度:約200万画素 マクロ:約200万画素 |
メイン:約4800万画素 超広角:約800万画素 マクロ:約200万画素 モノクロ:約200万画素 |
メイン:約1,200万画素 超広角:約1,200万画素 被写界深度:約800万画素 |
カメラ(前面) | 約800万画素 | 約1600万画素 | 約800万画素 |
OS | Android 11 | ColorOS 11 based on Android 11 | Android 11 |
防水・防塵 | IPX5・IPX8/IP6X | 非対応 | IPX5・IPX8/IP6X |
おサイフケータイ・NFC | 対応・対応 | 対応・対応 | 対応・対応 |
生体認証 | 指紋認証(画面内) 顔認証 |
指紋認証(側面) 顔認証 |
指紋認証(背面) 顔認証 |
その他の機能・特徴 | Dual SIM Dual Standby ステレオスピーカー イヤホンジャックあり ワイヤレス充電非対応 エモパー搭載 COCORO+サービス対応 |
Dual SIM Dual Standby イヤホンジャックあり ワイヤレス充電非対応 |
イヤホンジャックあり ワイヤレス充電非対応 エモパー搭載 COCORO+サービス対応 |
比較詳細
ここでは、比較表で見られない各機種の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
Libero 5G III
Libero 5G IIIは、ワイモバイルから発売されたZTE製のスマートフォンです。前作のLibero 5G IIから約1年後に登場したモデルで、主な進化点はディスプレイと指紋認証です。
ディスプレイは、6.67インチの有機ELになりました。これは、この価格帯では珍しい高品質な画面で、高コントラストや高色彩再現性が特徴です。動画やゲームなどの映像コンテンツを楽しむのに最適です。
指紋認証は、前作の側面から画面内に移動しました。これにより、画面に触れるだけでロック解除ができるようになり、操作性が向上しました。また、デザインもシンプルでスタイリッシュになりました。
その他のスペックは、前作とほぼ同じです。SoCはDimensity 700で、エントリークラスの性能です。普段使いなら問題ありませんが、重いゲームやアプリは動作が不安定になる可能性があります。カメラは、メイン・被写界深度・マクロのトリプルカメラで、超広角は搭載されていません。バッテリー容量は4,120mAhで、1日持つ程度です。
Libero 5G IIIの最大の魅力は、やはり価格です。ワイモバイルで2,530円から購入できるのは驚異的です。他社から乗り換える場合は、さらにお得なキャンペーンもあります。また、おサイフケータイや防水・防塵にも対応しているので、日本向けの機能も充実しています。
Libero 5G IIIは、大画面の有機ELディスプレイと画面内指紋認証を搭載したコスパ抜群のスマートフォンです。最安級の価格で5
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ここでは、比較表で見られない各機種の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
OPPO A54 5G
OPPO A54 5Gは、OPPOから発売されたSIMフリーのスマートフォンです。5Gに対応したエントリーモデルで、大容量バッテリーや高精細ディスプレイ、高性能カメラなどが特徴です。
バッテリーは、5,000mAhの大容量で、長時間の使用にも耐えられます。急速充電にも対応しており、約85分でフル充電が可能です。また、USB Power Deliveryにも対応しているので、汎用性が高いです。
ディスプレイは、6.5インチのフルHD+で、解像度は2400x1080です。色域はDCI-P3 100%で、鮮やかで美しい色彩を再現できます。リフレッシュレートは最大90Hzで、滑らかな動きを実現します。タッチサンプリングレートは最大180Hzで、操作性も高いです。
カメラは、背面に約4800万画素のメインカメラ、約800万画素の超広角カメラ、約200万画素のマクロカメラ、約200万画素のモノクロカメラの4眼を搭載しています。前面には約1600万画素のインカメラがあります。様々なシーンや被写体に合わせて撮影できるほか、夜景やポートレートなどのモードも充実しています。
OPPO A54 5Gの最大の魅力は、5Gに対応したエントリーモデルとしての価格です。SIMフリー版は29,800円(税別)で購入できます。また、auやUQモバイルでも取り扱っており、キャンペーンなどでお得に購入できる場合もあります。その他、おサイフケータイやNFCにも対応しているので、便利に使えます。
OPPO A54 5Gは、大容量バッテリーや高精細ディスプレイ、高性能カメラを搭載したコスパ抜群のスマートフォンです。5Gに対応したエントリーモデルとしては優秀で、低価格で高品質なスマホを求める人におすすめです。
AQUOS sense5G
AQUOS sense5Gは、シャープから発売されたSIMフリーのスマートフォンです。防水・防塵・耐衝撃に対応したタフネスモデルで、バッテリーやディスプレイ、カメラなどが特徴です。
バッテリーは、4,570mAhの大容量で、約3日間の使用にも耐えられます。急速充電にも対応しており、約2時間でフル充電が可能です。また、省電力モードやバッテリーケア機能などで、長期的なバッテリー寿命も保てます。
ディスプレイは、5.8インチのフルHD+で、解像度は2280x1080です。IGZO液晶を採用しており、高精細で省電力な画面です。また、ブルーライトカットやAIが自動調整する明るさなどで、目に優しいディスプレイです。
カメラは、背面に約1200万画素のメインカメラ、約1200万画素の超広角カメラ、約800万画素の望遠カメラの3眼を搭載しています。前面には約800万画素のインカメラがあります。AIがシーンや被写体を自動判別して最適な撮影設定にしてくれるほか、夜景やポートレートなどのモードも充実しています。
AQUOS sense5Gの最大の魅力は、防水・防塵・耐衝撃に対応したタフネスモデルであることです。IPX5・IPX8・IP6Xの防水・防塵性能と、MIL規格の耐衝撃性能を備えており、水やほこり、落下などのトラブルに強いです。また、おサイフケータイやNFCにも対応しているので、便利に使えます。
AQUOS sense5Gは、防水・防塵・耐衝撃に対応したタフネスモデルのスマートフォンです。大容量バッテリーや高精細ディスプレイ、高性能カメラを搭載したコスパ抜群のスマートフォンです。5Gに対応したタフネスモデルとしては珍しく、アウトドアやビジネスなどで活躍する人におすすめです。
メリットとデメリット
ここでは、各機種のメリットとデメリットを簡潔にまとめてみました。自分のニーズに合ったスマートフォンを選ぶ参考にしてください。
機種名 | メリット | デメリット |
---|---|---|
Libero 5G III | ・最安級の価格で5Gに対応 ・大画面の有機ELディスプレイ ・画面内指紋認証 ・おサイフケータイや防水・防塵に対応 |
・SoCがエントリークラス ・超広角カメラがない ・バッテリー容量がやや少ない |
OPPO A54 5G | ・エントリーモデルとしては優秀な性能 ・大容量バッテリー ・高精細ディスプレイ ・高性能カメラ ・おサイフケータイやNFCに対応 |
・厚みがある ・指紋認証が側面にある ・防水・防塵・耐衝撃に非対応 |
AQUOS sense5G | ・防水・防塵・耐衝撃に対応 ・大容量バッテリー ・高精細で省電力なIGZO液晶 ・AIが自動判別するカメラ ・おサイフケータイやNFCに対応 |
・重い ・ディスプレイが小さい ・カメラの画素数が低い |
まとめ
今回は、5Gに対応したエントリーモデルのスマートフォン、Libero 5G III、OPPO A54 5G、AQUOS sense5Gの3機種を比較してみました。それぞれにメリットとデメリットがありますが、どの機種もコスパの高いスマートフォンです。
Libero 5G IIIは、最安級の価格で5Gに対応したスマートフォンです。大画面の有機ELディスプレイや画面内指紋認証など、高級感のある仕様です。おサイフケータイや防水・防塵にも対応しています。ただし、SoCがエントリークラスなので、性能はそれほど高くありません。超広角カメラもありませんし、バッテリー容量もやや少ないです。価格重視で5Gに対応したスマートフォンを探している人におすすめです。
OPPO A54 5Gは、エントリーモデルとしては優秀な性能を持ったスマートフォンです。大容量バッテリーや高精細ディスプレイ、高性能カメラなどが特徴です。おサイフケータイやNFCにも対応しています。ただし、厚みがあるので持ちにくいかもしれません。指紋認証が側面にあるのも好みが分かれるところです。防水・防塵・耐衝撃には非対応なので、注意が必要です。低価格で高品質なスマートフォンを求める人におすすめです。
AQUOS sense5Gは、防水・防塵・耐衝撃に対応したタフネスモデルのスマートフォンです。大容量バッテリーや高精細で省電力なIGZO液晶、AIが自動判別するカメラなどが特徴です。おサイフケータイやNFCにも対応しています。ただし、重いので持ちにくいかもしれません。ディスプレイが小さいのも気になるところです。カメラの画素数も低いです。アウトドアやビジネスなどで活躍する人におすすめです。
以上のことから、私がベストチョイスとしてお勧めするのは、OPPO A54 5Gです。エントリーモデルとしては優秀な性能を持ち、コスパの高いスマートフォンです。5Gに対応したエントリーモデルとしては珍しく、高精細ディスプレイや高性能カメラを搭載しています。おサイフケータイやNFCにも対応しているので、便利に使えます。防水・防塵・耐衝撃には非対応ですが、それ以外には大きな欠点はありません。低価格で高品質なスマートフォンを探している人には、OPPO A54 5Gが最適だと思います。